長野視察、最初の目的地はこちらの長野フォレストヴィレッジさん。

5つのフィールドと森の駅、Daizahoushiからなる癒しと育みの自然体験リゾート。

我々の目指すものとは桁の違うくらいの大きさで、キャンプフィールド以外にも、アドベンチャーフィールド、湖、カフェ、マルシェ、屋内アクティビティ棟までが集まった複合施設です。

多面的な角度からの思考が交差しカタチヅクラレテイルのではなかろうか…と感じる、平日だろうがオフシーズンだろうが、絶えず様々な人々が訪れるサイトになっているのでは、と我々のつくるキャンプ場の根底にある考え方や立ち位置などにおいて、かなり学び取れることがあるのではないかと、徳井先生が以前からおすすめされていた場所です。

森の駅 Daizahoushiおよびナガノフォレストビレッジは長野市の指定管理施設としてeternal story株式会社さんが管理運営されていらっしゃいまして、eternal storyの倉沢さんに、各エリアの特徴や狙い、内緒で売上構成まで含め、解説付きでご案内いただきました。

今回お忙しい中にもかかわらず、ありがとうございます。

マルシェエリアには、地場産品がずらり。

近隣農家の方々のお野菜などが売れるたびにはスタッフさんたちがすぐに補充している様子。

新たに大きな施設をつくるにあたって、様々な方に使い続けていただくためには、地域の方々にとって、様々な意味で関わりをもつ仕組みが重要ですよね。

しかもそれはカタチばかりのものでなく、お互いがwin-winになるよう、売上にしっかりつながる仕掛け・施策が、そこには見え隠れしていました。

カフェ・マルシェのあるグローサラント棟とアクティビティ棟の間には、風を避けた中庭デッキエリアが。連休や人出の多い季節の休日には、マルシェやイベントなどで賑わうそう。

アクティビティ棟のインフォメーションゾーンには、アウトドアグッズを扱うショップと、キャンプ用品のレンタル受付などがあり、その後ろ壁には、施設づくりが進む中、様々な職人さんや建築に関わった方々のイラストが飾られていました。巻き込む人それぞれの心に残り、再び訪れるきっかけを残す施策、にくいですねぇ!

屋内アクティビティ棟は、天候の悪いときの遊び場にもピッタリ。そしてこちらは、完全に気密はされておらず、外とさほど気温や湿度の変わらない、屋内でありながら、外の自然を感じるとても不思議な感覚を受けるエリア。

そしてお待ちかねのキャンプフィールドへ。しかしこちらは広い。チェックアウト・チェックインの間にささっと見学させていただきます。

デッキサイトの基礎の作り方に建築チームは興味津々。しかし風がめちゃくちゃ気持ちいい季節です。と、私を含め半袖の数人は寒がっておりましたがw

続いてはデイキャンプエリア。

デイキャンプの価格設定、レンタル費用などを眺めながら、売上予測大会開催中の増田社長。ここを収益の計算に入れるか、それとも人をまず連れ出して魅力を伝えるためのツールとするのか、色々考えさせられます。

各フィールドに様々な訴求ポイントやキャッシュポイントをどう仕込み、どう相乗効果を生み出すか、運営を考えるのは、ホントに難しく、楽しいですね。

続いてはカフェ・レストランエリア。マルシェゾーンとカフェゾーンには、地熱を利用し空調効率を高める仕組みがあるのですが、自然エネルギーを賢く使って、高騰する電気代を抑える、これからの時代には必須な考え方ですね。

7者7様で、思い思いにお腹を満たしつつ、こちらの施設から感じたことなど語りつつ…。増田社長はしっかり厨房のオペレーションや導線にまで目を光らせていました(流石!)

なお自分は荻原長野市長おすすめのジビエスープカレーをチョイス。鹿肉をかじりながら、震災から13年経た今も、未だ我らが群馬では、ジビエ解禁に至らぬことに悲しさあふれてきます。。。

長野市のお金が投入されているだけあって、我々の挑戦するものとは規模が全然違うよなぁ…とは来る前から解っていたことですが、自分たちに置き換えて考えてみると、学びやヒントはたくさん有ったと感じます。

ナガノフォレストビレッジ様、貴重な機会をいただきまして、ありがとうございました。

さて、次に向かうのは?(つづく)

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