2025年元旦、稲含山頂にて

新年を迎え、皆さまにご挨拶申し上げます。

昨年は、私たちの大切なメンバーであり、このプロジェクトにおいて大きな役割を果たしてくださった徳井先生が山岳事故でお亡くなりになるという、言葉に尽くせない悲しみを経験いたしました。

これまでいつも明るくこのプロジェクトに道を示していただいた徳井先生に、深い哀悼の意を表します。また、この場をお借りして、ご遺族の皆さまに心よりお悔やみを申し上げます。

このプロジェクトに深い情熱を注いでいただき、これからの甘楽町に何が必要であるかを示してくれた先生は、まさに我々の支柱でありました。突然の別れの中、残されたメンバーでどう受け継いでいけるのかを悩み、その答えを見つけることができず、立ち止まったままであったことも否めません。

先ほど、彼の志を、意思を繋ぐために何かのヒントをえられるかなと、稲含山頂へ行き、八ヶ岳連峰を眺めてきました。

稲含山頂より八ヶ岳連峰へ

八ヶ岳連峰は、あまりにくっきりとこちらを見ている様に感じます。

冬らしい張り詰めた元旦の空気は、遠くは乗鞍や奥穂高、そしてなんと槍ヶ岳まで拝むことが出来、山男に道を示していただいた感覚です。

新たな年を迎え、まず我々はこの難しい現実を受け止め、消化する必要があります。これまでのように先生に頼るのではなく、それぞれが自主性を持ち自分の役割を担い行動していくことが必要なことも。

そしてこの稲含山で見せられた槍ヶ岳からは、どんなに強く目指す頂があっても、決して片道ではなく、みなの安全と幸せのために、まずしっかり戻ることのできる判断を忘れてはならないことを教えられた気がしています。

本年も我々の活動を、どうぞ温かく見守りいただけますようお願い申し上げます。

2025年 元旦 稲含山頂にて

甘楽町がオーガニックビレッジ宣言

2023年10月20日、甘楽町がオーガニックビレッジ宣言を行いました。

え?何それ?美味しいの?という方へ簡単に説明しますと、

※オーガニックビレッジとは、有機農業の生産から消費まで一貫し、農業者のみならず事業者や地域内外の住民を巻き込んだ地域ぐるみの取組を進める市町村のこと。農林水産省では、オーガニックビレッジを2025年までに100市町村、2030年までに200市町村創出することを目標に、全国各地での産地づくりを推進している。

出典:農林水産省/https://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/yuuki/organic_village.html

というもの。県内市町村で初めてとのこと。

平たく言うと、自分の暮らす土地を大切に考え、環境負荷も輸送コストも掛けず、そこで生産された有機農産品を食べることって、一番良いことじゃん?って国も推奨してて、宣言して活動すると、いろいろ良いことあるんじゃねって事かしら?

実は私、しばらくこの宣言に関わる動画制作に関わっておりまして、この宣言式にて、動画を流していただきました。

キャンプ場づくりプロジェクトのミーティング内でも、ショートバージョンをメンバーに見ていただきながら、町がなぜオーガニックビレッジ宣言を行うのかの理解を深めていただきましたね。

キャンプ場づくりに集まった皆さんの心の中にあることも、この動画に登場する全ての方々の目指すところも、何ら変わりないものであることを感じています。

地元を愛し、この町を大切に思い、助け合い、幸福で楽しい町をつくりたいと考えること。

これまでの有機農家さんたちが行ってきた弛まぬ努力の賜物として今この宣言につながったことのように、我々のキャンプ場づくりも、一時の話題に流されず、作ってよかった、ここにこれができて良かったと町内外のみんなに言われ続けるようなものにしていかねばなりません。

個人的には、このオーガニックビレッジ宣言という大きなきっかけをうけ、次の段階に進むための大きなプロジェクトに昇華させたいと、大いに企んで行きたいと考えています。

お一人様視察

キャンプ場づくりというお題目ではあるけれど、その土地としてキャンプをきっかけに何を来場者に提供することが出来るのか。

このところ、甘楽町のオーガニックビレッジ宣言の取材が重なっている事もあり、興味がファーマーに向かっている広報担当たかはしであります。

そんなこんなで、深谷に来たついでにと、ヤサイな仲間たちファームさんによってみることに。

平日もしっかり人があつまり、交流が生まれる場所をつくりたいなぁ。

  • 地元の食材を味わって欲しい
  • 採れたての旬鮮やさいを自宅でも料理して欲しい
  • なんなら収穫体験までしていって欲しい
  • また来て欲しい
  • この地域を好きになって欲しい

先日、甘楽町長のインタビュー収録の際、「身土不二」という言葉を必ず動画内で使って欲しいと懇願されました。

その土地に暮らす人間はやっぱりその土地の生産物とは切手は切り離せない、深い関係なのですね。

交流場として、そして我々の大地で育った美味しい食材を食べていただける場所は必ずつくりたいと考えています。

甘楽町にキャンプ場ができていた!

先日グランドオープンされた、齊藤商店さんの「甘楽野BASE」に突撃取材敢行してきました!

齊藤さん、突然の訪問にも関わらず、また不躾な質問にも快くお答えいただきまして、また様々アドバイスやお知恵をいただきましてありがとうございましたm(_ _)m

甘楽野BASE、めちゃめちゃ魅力的なキャンプ場で、齊藤さん、めちゃめちゃ良い方で、木工作家だったり、有機農業をやったり、ジビエ解体もできちゃったり、多才で凄い方でした。

そして、我々のキャンプ場づくりもいよいよ候補地が…映像中にヒント有り!?

■甘楽野BASEさんサイト(なっぷ)
https://www.nap-camp.com/gunma/15098

■甘楽野BASEさんの公式Instagram
https://www.instagram.com/kanrano.base/

■齊藤商店さんのサイト
https://saito-original1999.stores.jp/

祝!甘楽スマートIC開通

2023年3月25日、甘楽パーキングエリアのスマートICが開通となりました!

時間ピッタリに通過しようという方が結構いらっしゃいました。なんと自分は2台目で並ぶことに(下り)

と思ったら、横方向からくる車が案内され、第4号の通過車となりましたw

しかし記念品のキーホルダーをしっかりGET!

上り線にはマナーティが、雨を吸収しつつ重くなりながらお出迎え。

開通日に上下線ともしっかり記念の通過!

甘楽町に通う人間としては、本当にありがたい甘楽スマートICの開通。吉井ICや富岡ICと比べ、1回たった5分の時間短縮ですが、人生積み重ねが大事です。

往復で10分の時短、6日で1時間が得られ、年間100日通う人間からすると、16時間以上も!

その分余裕ができて、安全に、また甘楽町での滞在時間が長くなるよう、これから便利に使わせていただきます。

追記

時間に余裕ができて、甘楽パーキング(下り)のフードコートのメニュー、ほぼ制覇しました。アジフライ定食は3度リピートしていますが、揚げ方が他のPAと比べダントツに上手ですね。