続いての視察場所は、甘楽二中の跡地。昨今進む少子化における課題として、廃校となった校舎校庭の再活用が様々な自治体で盛んに行われています。
自分の母校でもある甘楽二中は、2016年3月をもって閉校となりました。確かにここを廃校キャンプ場にするとなれば、思いもひとしおではあります。
コンクリートの建物であるこの校舎、母校ではあるものの、自分にとってはあまりエモさもノスタルジーも感じないんですが、若い層には何か感じるものがあるのでしょうか?
ちなみに以下は同じ頃個人的に訪れたHOTAKANE BASEさん
校舎も当時の木造の味わい、床もギシギシと鳴り、子どもたちが弾くピアノの音が聞こえて来て、当時にトリップ出来る体験を味わうことが出来るキャンプ場でした。受付の方も「母校なんです」とお話されていて、なんて素敵な場所だろうと感じました。
そして色々問題もありそうです。校舎については、この頃の建物ですから、確実にアスベストを使っているであろう建物。解体の費用も相当にかさむことが予想されます。
場所としては、楽山園の真横ですから、城下町キャンプ場としてのコンセプトづくりとなれば面白そうではありますが、現在も地元の野球チームがまさに今練習に使っていたり、ハンドボールのコートでも練習が行われていたり。シルバー人材センターの事務所としても使われていたり…。
地元にもっと「楽しめる場所を!」というコンセプトなのに、みんなの遊び場を奪うようなことになってはやる意味がないですよね。
二中の校庭から南へでると、大きく開けている場所がありますよね。楽山園と総合運動公園との間にある大きな広がりは、町でも色々と画策を続けているようですが、ここは甘楽町として最も大切な場所として、守るべき昔ながらの景観なのだとも思います。
我々のキャンプ場づくりも大きな動きに載っかれれば、一気に加速するんだろうなぁとは思いますが、こちらは難しそうとのこと。
このあたりのエリアは筆者の生まれ育った場所なので、走り回って、虫を取ったり、サワガニ取ったり、遊びまくった場所。ドドメを摘んで帽子に入れて真紫にして、ばあちゃんにめっちゃ怒られたりしたことも覚えています。